ハウスメーカー選び 一条工務店vs三井ホーム ガチ比較 (4)ガチ比較結果
こんにちは!
今回の記事では、私ことにゃじらが、ハウスメーカー選びにおいて、一条工務店と三井ホームについて、ガチ比較した結果を書いていきたいと思います。
(にゃじらは、ハウスメーカ選びにおいて、一条工務店vs三井ホームをガチ比較しています)
まず、以下の記事にハウスメーカの評価ポイントや各々で評価した結果を記載してありますので、一度確認してみてください。
今回の記事は以下の構成です。
(1) 各評価項目毎のガチ比較
前回までの記事でまとめた各評価項目毎に、ガチ比較結果を書いていきたいと思います。
・耐震性
ガチ比較結果:引き分け!
どちらも耐震性に優れた2×6工法を、さらにオリジナルで強化した工法。
そしてどちらも実物の家に対して、地震試験を実施してその安全性は立証済。
印加した地震波は、一条工務店は実地震波、三井ホームは高いガルの地震波と多少ポリシーは異なるものの、木造ハウスメーカでは、ピカイチの耐震性ではないでしょうか。
この二社を上回るには、住友林業のビッグフレーム工法か鉄骨しかないと思います。
・気密/断熱
ガチ比較結果:一条工務店の勝利!
これは大半の人のイメージ通りかと思います。
ただし、にゃじらが住んでいるような温暖な地域で、一条工務店程の気密/断熱が必要かどうかは疑問。
三井ホームも高気密/高断熱なので、一条工務店の圧倒的な高気密/高断熱を選ぶのか、三井ホームの必要十分な高気密/高断熱を選ぶかは、人それぞれでしょうか。
・全館空調
ガチ比較結果:引き分け!
各ハウスメーカの記事で書いたとおり、両方とも◎という評価ですが、少し性格が異なります。
一条工務店の全館空調は圧倒的な高気密/高断熱を活かしたコスパ重視のシステム。三井ホームの全館空調はあらゆる機能を具備した性能重視のシステム。
この項目も人それぞれと言えますが、にゃじらはエアコンの風が苦手なため、一条工務店の全館空調に惹かれました。
・価格(イニシャルコスト)
ガチ比較結果:一条工務店の勝利!
この点も皆さん、異論ないかと思います。
二階建ての場合、三井ホームは一条工務店より高い傾向です。その分、値引きも凄いですが・・・
また、にゃじらの場合、平屋ということもあり、値段の上昇率が、一条工務店は5%以下、三井ホームは15%程度であるため、さらに価格差がつき、三井ホームが値引きできる以上に差額が付いてしまいました。
三井ホームの営業次第では、二階建てなら同額程度まで頑張ってくれる方もいると思います。
・価格(ランニングコスト)
ガチ比較結果:一条工務店の勝利!
一条工務店の屋根材や壁材は、太陽光パネルの強化ガラスであったり、たいるであったりと、非常にメンテナンスコストに優れる材質を採用しています。
三井ホームについては、一般的にメンテナンスコストが高いものを使用しており、このような結果となりました。
ただし、どちらもセントラル式換気システムor全館空調のため、普通の家(個別空調+3種換気)に比べると、メンテナンスコストはかかってしまうと思います。
・設計の自由度
ガチ比較結果:三井ホームの圧勝!
一条工務店は悪名高い一条ルールに沿った家づくりをする必要があり、施主の希望に沿わないことが多々あります。
また、住宅設備についても、基本的には一条工務店オリジナル設備を採用するため、設計の自由度は皆無です。
(正確には、一条工務店オリジナル設備以外も採用できますが、コストが・・・)
対して三井ホームは、真の意味での自由設計となっており、1cm単位で自由に変更できる間取りに加え、様々なメーカの住宅設備を採用することができます。
なお、にゃじらの場合、平屋ということもあり、一条ルールに阻まれることはほとんどなかったので、それほど大きなデメリットとは感じなかったです。
・デザイン:
ガチ比較結果:三井ホームの圧勝!
三井ホームの最大の魅力であるデザイン。
どの家もオシャレですよね。
それに対して一条工務店は・・・そもそもタイルの色が5種類しかなかったりと、正直全部似たような外観になります。
周りに一条工務店の家がある場合は、最大のデメリットになりますよね。
(2)結果まとめ
ガチ比較結果のまとめを以下に記載致します。
この比較結果を見て、皆さんはどう思いますか?
(3)にゃじらの判断
にゃじらの最終的な判断をする際に、大きかったのは以下の項目です。
・全館空調
前述の通り、にゃじらはエアコンの風が苦手です。一条工務店の全館空調では、冷房の際にエアコンを使わない点にとても惹かれました。
・イニシャルコスト
にゃじらような平屋のケースとなりますが、イニシャルコストの差は無視できない大きさとなりました。
・設計の自由度
平屋では悪名高い一条ルールに阻まれることが殆どなく、にゃじらの希望通りの間取りが実現できました。
上記の項目を含めて、各比較項目をしっかり検討した結果、にゃじらは
で家づくりをすることを決めました。
しかし、建てる家が二階建てだった場合、三井ホームで家を建てていた可能性は十分にあったかなと思います。
以上が、にゃじらがガチ比較した結果でした。
一条工務店の情報はブログやInstagramにいくらでもあると思いますが、三井ホームの情報はなかなかありません。
にゃじらは一条工務店に決めてしまいましたが、三井ホームに決めた方、悩んでいる方に、少しでも参考になればと思います。
また、質問等があれば、お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください!
ハウスメーカー選び 一条工務店vs三井ホーム ガチ比較 (3)三井ホームの特徴
こんにちは!
今回の記事では、私ことにゃじらが、ハウスメーカー選びにおいて、どのようなポイントを評価して、三井ホームをどう評価したのかを書いていきたいと思います。
(にゃじらは、ハウスメーカ選びにおいて、一条工務店vs三井ホームをガチ比較しています)
まず、以下の記事にハウスメーカの評価ポイントを記載してありますので、一度確認してみてください。
今回の記事は以下のような構成です。
(1) 三井ホームの特徴
みなさん、三井ホームにはどんなイメージを持ってますか?
[長所]
・耐震性に優れた工法
三井ホームの工法は、一条工務店と同じく2×6工法をベースとしており、耐震性に優れています。
また、三井ホームにも実物実験も実施しており、ピカイチの耐震性です。
・高気密高断熱
三井ホームも工法が2×6工法のため、気密性と断熱性に優れています。
もちろん、一条工務店には敵いませんが、一条工務店>スウェーデンハウス>三井ホームと、三番目に位置していると思います。
ただし、窓サッシが標準だとアルミ樹脂複合サッシなので、ここはオプション採用必須になります。
・圧倒的な設計自由度
一条工務店との最大の違い。
間取りは1cm単位で変更可能。
住宅設備はあらゆる物から選択可能。
屋根材外壁材も思うがまま。
と、注文住宅の楽しさがギュッと詰まっています。
これは意外と知られていない長所かと思います。
・美しいデザイン
三井ホームといえば、非常に美しい塗り壁の外観。そして、内装については専属のインテリアコーディネーターが責任を持って提案。
洋風デザインの住宅については、内装外装共に文句なしで最も美しいデザインだと思います。
[短所]
・日本一の建築コスト
三井ホームの坪単価は、ハウスメーカの中では日本一と言われています。それくらい高いのに加えて、平屋になるとコストアップ幅が大きく、15%以上高くなると言われました。
・ランニングコストについては疑問
屋根についてはコロニアル。
外壁については塗り壁。
セントラル式全館空調。
と、ランニングコストが高くなる要素が多々あります。
営業さんからは、ランニングコストはそれほどかかりませんと説明を受けましたが、疑問が残ります。
(2) 評価のポイント
以上の特徴を基に、前々回の記事でまとめたポイント毎の評価を書いていきたいと思います。
・耐震性:◎
三井ホームでも耐震性に優れた工法の上、実物実験まで実施しています。
何と、振動7に60回も耐えた結果も出ているようあり、耐震性についてはトップクラスの性能を有していると判断しました。
・気密/断熱:○
一条工務店程ではないものの、優れた高気密高断熱。
むしろ、一条工務店までの超気密超断熱は過度な性能という意見もあり、丁度良い塩梅の性能でもあると言えます。
また、屋根断熱であるため、ロフトや勾配天井を格安で採用できるというメリットもあります。
・全館空調:◎(パフォーマンス重視)
三井ホームの全館空調は、日本のハウスメーカーでは最高峰と思います。
床置きと天井置きの2種類から選ぶことができ、どちらも顕熱式と全熱式を選択できます。
また、冷房暖房以外に、加湿と除湿機能もあり、非の打ち所がありません。
また、最近はスマートブリーズワンという壁掛けエアコンを使ったコスパに優れるモデルもあり、全館空調が気になっている人は要チェックです!
(平屋は採用できませんでしたが・・・)
・価格(イニシャルコスト):×
さすがは日本一の坪単価を誇るハウスメーカ。
一条工務店と同じく延べ床面積、同じオプションとした場合、実に500万円以上高くなるとの結果も出ました。
やはり、基礎構造や屋根材、天井断熱という点もあり、平屋になったときのコストアップは15%以上になってしまうとのことです。
ただし、値引きの幅も大きいようなので、交渉次第では費用面の差が小さくなると思います。施主の交渉力次第ですが・・・
・価格(ランニングコスト):△?
前記した通り、屋根材や壁材は、一般的に言ってメンテナンスコストが高いものを使用しています。(メンテナンスは少ないと説明を受けましたが疑問)
併せてセントラル式全館空調等のメンテナンス性があまり考えられておらず、故障した際には即座に交換する必要があります。
(この点は一条工務店と同じ)
これらの点を考慮すると、ランニングコストは良いとは言えないので、△?と評価致しました。
・設計の自由度:◎
前記の通り、1cm単位で自由に変更できる間取りに加え、三井ホームでは屋根断熱を採用していることから、ロフトや勾配天井を非常に安価に作ることができます。
これぞ注文住宅の醍醐味!をしっかり楽しむことができるハウスメーカーであり、一条工務店と正反対なところなのかなと思います。
・デザイン:◎
三井ホーム最大の魅力です。
つなぎ目のない美しい塗り壁。
オシャレな洋風のデザイン。
デザインのために三井ホームを選ぶ人も多いのではないでしょうか。
・その他
三井ホームでは、契約前の打ち合わせから設計士が同席してくれ、プランニングを実施してくれます。この点も一条工務店の対極にあると思います。
設計士さんとの相性はとても重要なので、契約前から調整できるのは嬉しいポイントです。
また、標準で天井高が2600mmあります。このため、部屋が多少狭くても、開放感を感じることができます。三井ホームの隠れたメリットではないかと思います。
(3) まとめ
以上、にゃじらなりに三井ホームを纏めてみました。
三井ホームは一条工務店とは異なり、インターネットになかなか情報がありません。
三井ホームを検討されている方々に、少しでも力になれればと思います。
簡単に今回の記事をまとめると
[三井ホームの長所]
・耐震性の良さ
・パフォーマンスに優れた全館空調
・設計の自由度
・デザイン
[三井ホームの短所]
・イニシャルコスト
[三井ホームの普通なポイント]
・気密/断熱性能
となりました。
次回の記事では、一条工務店と三井ホームについて、ガチ比較結果をまとめていきたいと思います!
ハウスメーカー選び 一条工務店vs三井ホーム ガチ比較 (2)一条工務店の特徴
こんにちは!
今回の記事では、私ことにゃじらが、ハウスメーカー選びにおいて、どのようなポイントを評価して、一条工務店をどう評価したのかを書いていきたいと思います。
(にゃじらは、ハウスメーカ選びにおいて、一条工務店vs三井ホームをガチ比較しています)
まず、以下の記事にハウスメーカの評価ポイントを記載してありますので、一度確認してみてください。
今回の記事は以下のような構成です。
(1) 一条工務店の特徴
みなさん、一条工務店にはどんなイメージを持ってますか?
と言っても、こんなニッチなブログを見ている人は、当然一条工務店を知り尽くしていると思います笑
おさらいも兼ねて、一条工務店の長所と短所を纏めてみました。
[長所]
・耐震性に優れた工法
一条工務店の主流商品であるi-smartは2×6工法をベースとしており、耐震性に優れています。
また、実地震波による実物実験も実施しており、ピカイチの耐震性です。
・超気密超断熱
一条工務店最大の魅力。高気密高断熱を超えた超気密超断熱。
一条工務店の気密断熱が優れすぎているせいで、他の大手ハウスメーカの気密断熱が向上しないとまだ言われています。
・平屋した際のコストアップが小さい
これは意外と知られていない長所かと思います。
通常、平屋にすることで坪単価は10〜15%ほど上がると言われていますが、一条工務店は5%程度の上昇でした。
にゃじらの見積もりでは、具体的には67万円/坪から70万円/坪に変化するだけであり、とてもリーズナブルです。
・ランニングコストに優れる。
一条工務店では、外壁材のタイルが標準であり、サイディングに比べてランニングコストが抑えられます。
また、太陽光発電パネル一体型の屋根は、強化ガラスからできており、こちらもランニングコストを抑えることができます。
[短所]
・ダサい外観
旦那さんが一条工務店で建てたくても、奥さんが許してくれなくて別のハウスメーカに行くという話をチラホラ聞きます笑
一条工務店の外観は、それほどダサいということでしょうか・・・
・間取りが一条ルールに阻まれる
かの悪名高い一条ルール。
多くの人が一条ルールのせいで間取りを自由に作れないと伺います。
ただし、それは二階建ての話がメインであり、平家を予定しているにゃじらにはそれほど大きな障害にはなり得ませんでした。
・全体的に住宅設備がショボい
テッカテカのシートフローリング。今更、下から立ち上がっている洗面台水栓。
などと、一条工務店オリジナルの住宅設備は概ねショボいです。
今更・・・な設備も多々あります。
・設計士がデザインするインテリア
一条工務店ではインテリアコーディネータは居ません。担当設計士がデザインしてくれます。
みなさん、設計士がデザインするということにはどう思いますか?
にゃじらは、古くて無難なデザインしか提案してくれなさそうで不安に考えています。
(2) 評価のポイント
以上の特徴を基に、前回の記事でまとめたポイント毎の評価を書いていきたいと思います。
・耐震性:◎
特徴に書いた通り、一条工務店では耐震性に優れた工法の上、実物実験まで実施しています。
また、グランセゾン等木造軸組工法でも、実物実物を幾度となく繰り返しており、耐震性についてはトップクラスの性能を有していると判断しました。
・気密/断熱:◎
大手ハウスメーカーの追随すら許さない超気密超断熱。
一条工務店の気密/断熱の凄さは、その性能を年間10000棟以上で実現できているところと思います。
もちろん、ウェルネストホームやスーパー工務店なら更に良い性能となりますが、施工できても年100棟くらい。一条工務店を脅かす存在にはなり得ないでしょう。
・全館空調:◎(コスパ込み)
一条工務店では、床暖房が標準で付いています。また、床冷房も1.5万円/坪で採用することができます。(iシリーズのみ)
床冷房だけでは夏場は耐えられないという意見もありますが、40万程度で取り付けられる全館空調と考えるとコストパフォーマンスは抜群と考えます。
・価格(イニシャルコスト):○
少し前の一条工務店は、大手ハウスメーカの価格帯より少し安く、コストパフォーマンスに優れるという評価でした。
しかし、近年の度重なる値上げにより、もはや大手ハウスメーカクラスの価格となっております。(事実、にゃじらの見積もりでは込み込み100万円/坪を超えております)
しかし、前記した通り、一条工務店は平屋にした際の金額上がり幅が安いため、○という評価に致しました。
・価格(ランニングコスト):○
前記した通り、壁材や床材はランニングコストに優れた素材を使用しています。
しかし、第一種換気システムや全館空調等のメンテナンス性があまり考えられておらず、故障した際には即座に交換する必要があります。
(一条工務店ら気密性が良すぎて、換気システムが故障すると窒息状態になる)
これらの維持管理を考えると、◎とは評価できず、○と評価致しました。
・設計の自由度:△
前述の通り、にゃじらは平屋であるため、概ね私がプレゼンした間取りを実現することができました。
ただし、その他住宅設備等を自由に選ぶことができず、基本的には一条工務店オリジナルの設備から選ぶ必要があるため、△と評価しました。
(稟議を通せば使えるものもあるそうですが、営業/設計士さん曰く、ほぼ無理とのこと)
・デザイン:△
一目で一条工務店とわかるデザインしか選べません。一条工務店最大の弱点と思います。
奥さんがこの一条工務店デザインを許容してくれるかどうかが分かれ道でしょうか笑
・その他
一条工務店では、設計士と調整できるのは契約後になります。何度が契約前に打診しましたが、全て断られました笑
設計士さんとの相性はとても重要なので、不安なポイントです。
(3) まとめ
以上、にゃじらなりに一条工務店を纏めてみました。
概ね皆さんと同じ傾向と思いますが、如何でしょうか?
簡単に今回の記事をまとめると
[一条工務店の長所]
・耐震性の良さ
・超気密超断熱
・コスパの良い全館空調
[一条工務店の短所]
・設計の自由度
・デザイン
[一条工務店の普通なポイント]
・価格(イニシャルコスト)
・価格(ランキングコスト)
となりました。
次回の記事では、三井ホームについて同様にまとめていきたいと思います!
ハウスメーカー選び 一条工務店vs三井ホーム ガチ比較 (1)評価のポイント
こんにちは!
今回からの記事では、私ことにゃじらが、ハウスメーカー選びにおいて、どのようなポイントを重要視し、どうやって一条工務店を選んだのかを書いていきたいと思います。
まず、私のプロフィールは以下の記事に記載してありますので、一度確認してみてください。
今回の記事は以下のような構成です。
(1) 訪問したハウスメーカ
上記記事でも記載致しましたが、にゃじらはハウスメーカを選ぶにあたって以下のメーカを訪問致しました。
・地元ハウスメーカ
・住友林業
・パナソニックホーム
これらのハウスメーカを巡り、各ハウスメーカの特徴・思想、そして担当頂いた営業の実力を考慮し、
でガチ比較致しました。
(上記にあたり、ハウスメーカ訪問のオススメ方法もありますので、いずれ記事に纏めたいと思います)
なお、その他ハウスメーカが落選してしまった要因は以下の通りです。
・地元ハウスメーカ
営業は大当たり。
ですが、宿泊体験の印象が良くなく、その日に一条工務店を訪問したこともあり、その差から自然と落選。
一条工務店を訪問していなかったらここで建てていたかもしれません。
・住友林業
建物の構造は一条工務店より気に入ったかも。
しかし営業さんとの相性が…
営業さんが大当たりならもう少し検討しましたが、気密断熱の面で選ぶことはなかったでしょう。
営業さんはまあまあ。
途中から耐震性以外に気密断熱を含めた性能で比較したため、自然と落選。
鉄骨住宅という括りでは、トヨタホームがコスパ一番じゃないかと思います。
・パナソニックホーム
営業さんとの相性!!!
(2) 評価のポイント
にゃじらが一条工務店vs三井ホームでガチ比較するにあたり、評価したポイントは以下の通りです。
・耐震性
にゃじらの住んでいるのは東南海地震の被害が大きい場所です。
少なくとも震度7程度の地震で損傷を受けるような家では困ります。
・気密/断熱
にゃじらの実家はもともと築50年近い家です。そのため、ベットで寝ていても新鮮な空気が顔を掠めていくという自然派住宅です笑。
なので、夏涼しく冬暖かい家を求めて、高気密高断熱であることを希望しました。
・全館空調
せっかくの新しいマイホームなので、より快適な家を求めたいと考えていました。
それを実現させるための高気密高断熱ですが、そこに加えて全館空調によりさらなる快適性を実現したいと考えています。
・価格(イニシャルコスト)
今までの項目では、夢ばかり書いていましたが、急に現実です笑
当然ですが、限りある予算の内に必要があります。
・価格(ランニングコスト)
こちらも現実です笑
家は建ててから少なくとも30年、長ければ50年近く住むことになります。その間、安全で快適な家を維持するためのランニングコストも、もちろん評価のポイントです。
・その他
設計の自由度⇒にゃじらはありがたいことに広大な土地を買う事ができたので、平屋で家を建てる予定です。
従って、間取りの制約はほとんどないため、設計の自由度は重要な評価ポイントにはなりませんでした。
デザイン⇒もちろん、カッコいい見た目であれば良いですが、今までの評価項目の方が優先かな、と思い、評価のポイントとはしませんでした。
これらの項目について、一条工務店と三井ホームについて、次回以降の記事にまとめていきたいと思います。
(3) おまけ 巡ってみるべきだったハウスメーカ
にゃじら自身の思いとしては、一条工務店と契約した時点では、十分な数のハウスメーカを回って選んだと考えていました。
しかし、その後も勉強を続けて、巡るべきと思ったハウスメーカを纏めていきたいと思います。
ローコストメーカの中では、圧倒的な高気密高断熱。(値段もローコストを超えてますが)
また、LIXILグループであることから、LIXILの優れた住宅設備を使う事ができます。
ただし、フランチャイズシステムなので、施工会社ガチャによっては酷いことなるようですね・・・
ローコスト(の枠は超えた価格かもしれませんが)の中では優れた高気密高断熱。
コストパフォーマンスに優れたハウスメーカーなので、輸入住宅の見た目が好きな人にはオススメです!
・ウェルネストホーム
言わずと知られた(もしかしたら知られていない?)、日本最高峰の性能を誇るハウスメーカー。
パッシブ設計をさせたら間違いなく日本一のメーカーだと思います。
にゃじらの地方にもモデルハウスがあるので、訪問すれば良かったと後悔しています・・・
以上、にゃじらが訪問したハウスメーカと、比較のポイント、そしておまけで、訪問すべきだったハウスメーカを纏めました。
次回の記事では、ガチ比較をした一条工務店と三井ホームについて、纏めていきたいと思います!
住宅ローン減税 13年適用の入居期限延長!
こんにちは!
今回の記事では、緊急でニュースになってた住宅ローン減税の13年適用に関する入居期間の延長について、まとめておきたいと思います。
まず、初めに、通常の住宅ローン減税は以下の通りです。
・入居から10年間、年末時点の住宅ローン残高の1%を、所得税(条件によっては住民税からも)金額控除する。
・上限金額は1年あたり50万円(長期優良認定住宅ではないものは40万円)
・上記の適用には、2021年末までの住宅引き渡しが必要。
上記では、最大50万円×10年で500万円が還元(控除)されることになります。
しかし、現在の住宅ローンでは、更に以下の内容が追加されています。
・入居から11年~13年目まで、年末時点の住宅ローン残高の1%と建物価格の2%÷3のうち、少ない金額の方を所得税(条件によっては住民税からも)金額控除する。
・上記の適用には、2020年末までの住宅引き渡しが必要。
これにより、3年間さらに還元(控除)を受けることができ、例えば3000万円の家の場合、最大60万円となります。
(住宅ローン残高は、金額や返済年数、金利によるので詳細は割愛)
つまり合計で560万円の還元(控除)!
しかしにゃじらは一条工務店で契約。一条工務店の工期は長いことで有名で、引き渡しは2021年2月といわれています・・・
諦めていた住宅ローン減税の延長・・・
しかし今朝にこんなニュースが!
この具体案が通れば、にゃじらも、そして一条工務店のような工期の長いハウスメーカーで検討している人も一安心ですね!
もしかしたらコロナで影響のある人、だとか制約がつくかもしれませんが・・・
ZEHと併せることができれば、100万円以上還元できるかも?
詳細がまた判明しましたら、記事にしようと思います!
パッシブ設計(2) 庇(ひさし)の設計について
こんにちは!
今回の記事では、私ことにゃじらが、一条工務店での家づくりにおいて考慮している「パッシブ設計」のうち、最も重要であると考えている庇(ひさし)について書いていきたいと思います。
実はこのブログ、庇設計の考え方を残しておきたくて作ったブログなんです。にゃじらは、庇はそれくらい大切なものだと思っています。
過去の記事でも書いたとおり、最近の住宅は庇が短め、もしくは全くない住宅が流行っていると思います。適切な庇を付ければ、雨を防ぐだけでなく、より低コストで快適な生活を送れると考えています。
にゃじらの考えたことにより、皆さんの家づくりがより良いものになればと考えます。是非最後まで読んで下さい!
今回の記事は以下のような構成です。(窓の時と同じですね)
今回も3Dマイホームデザイナー12(©メガソフト)を使い、日射制御のシミュレーションまで実施していますので、最後まで読んでみてください。
[注]
にゃじらの専門分野は建築関係でも、もちろんパッシブデザインでもありません。
素人が必至に勉強して、快適な家を実現するために検討した結果を記録するものであり、
専門の方からしたらとても幼稚な内容かもしれません。その点はご容赦願います。
(1) 庇の役割
みなさん、家づくりにおいて、庇をどこまで考えていますか?
にゃじらが周りの先輩方に聞いた限りでは、庇まで拘って設計した人はいませんでした。
庇は外観に大きな影響を与えるパーツでもあるため、見た目だけで選ぶ人が殆どではないかと思います。
まずこの項目では、庇の役割についてまとめていきたいと思います。
庇の役割ですが
・雨を防ぐ
・汚れを防ぐ
・日差しを防ぐ
があると考えています。
この3点について、詳しく説明したいと思います。
・雨を防ぐ
これは庇の目的の中で、みなさんすぐに思い浮かぶものだと思います。
庇が伸びていることにより、窓を開けても直接雨が当たらなくすることができます。
これによって、例えば洗濯物を干していて、急に雨が降ってきても汚れを抑えることができます。
え、サンルームがあるからいらない?室内干しだからいらない?乾燥器があるからいらない?
そうなんです。最近は外干し以外の選択肢も増えてきているため、庇がなくてもあまり困らないんです。なので、庇がないスタイリッシュな建物が流行っているんでしょうね。
・汚れを防ぐ
これは前項とも関連するのですが、庇により屋根から落ちた雨が壁に当たらない、または、地面に跳ねた雨が壁に当たらなくすることができます。
これによって、建物の壁面を汚れにくくすることができます。
え、防汚コートが壁面に塗布してあるからいらない?ハイドロテクトタイル(注 一条工務店の光触媒機能付きタイル)があるからいらない?
こちらもそうなんです。近年の技術により、壁面は汚れにくくなってきています。
なので、やはりこの目的でも、庇がなくて困ることがないため、重要視されていないのではないかと思います。
・日差しを防ぐ
にゃじらはこの目的が一番重要だと考えています。
太陽からの日光を、直接室内に入れることなく、庇で防ぐことができます。
この言葉だけ聞くと
「日差しを防ぐなんて、カーテンやブラインドでもできるよね」
「夏はいいけど冬は寒いじゃん」
という意見があるのではないかと思います。
ですが、カーテンやブラインドでは、室内で日差しを防いでいるため、太陽による熱が室内に入ってきてしまっているのです!結果として夏は暑いことに・・・
(室外ブラインドを使えば良いのですが、アレは価格が高い上に耐久性が・・・)
また、適切な庇設計をすることで、
「夏は日差しが室内に入り込まないように防ぐ」
「冬は日差しが室内に入り込む」
ということが実現できます。
これにより、夏冬の光熱費を大幅に削減しながら、快適な生活を送ることができます!
それでは、どのような設計をすれば適切な庇を取り付けることができるのか、次の項目でまとめていきたいと思います。
(2) パッシブ設計で気を付けるべきポイント
前項で記載した通り、庇を適切に設計することで、
「夏は日差しが室内に入り込まないように防ぐ」
「冬は日差しが室内に入り込む」
を実現することができます。
この項目では、その考え方をまとめていきます。
・・・が、その前に、お伝えすることがあります。
庇を適切に設計することができるのは
「南窓」
だけなんです。
東窓や西窓については、朝夕の太陽が非常に低いため、庇では防ぐことができません。
「窓の設計」の項目でも書いた通り、東窓や西窓は少なく、そして、小さくしましょう!
どうしても大きい窓をつけたいときは、お高いですが外付けブラインドをお勧めします。
また、北窓についてはそもそもあまり日差しが入りません。あまり気にする必要はありません。
それでは、庇の設計方法について説明していきたいと思います。
みなさん、太陽の南中角度は何度かご存じでしょうか。
勿論場所によって異なりますが、例えば東京では
夏至:78.4度
冬至:31.6度
になります。
従って、非常に簡単に纏めると、夏至の時に日差しが室内に入らず、冬至の特に日差しが必要に入るためには、
31.6度~78.4度のいずれか以上の太陽角度となった際に、室内に日差しが入らないような庇
と設定すれば良いことになります。
それでは、何度以上の太陽角度の日差しまでが室内に入るかを計算していきたいと思います。
まず初めに、非常に簡単な家の断面図を示します。
はい、画伯です。この絵は説明不要ですね。
この時、日差しの入り方は、以下の図の通りとなります。
ここで記載した太陽光入射角を計算することができれば、何度以上の太陽角度の日差しまでが室内に入るかが分かります。
一条工務店での壁や天井、そして庇の長さは以下の図の通りです。
これらの値を使用して、太陽光入射角を計算していきます。
ここから先は数学の世界です。
みなさん大嫌いなsin、cos、tanが出てきます。
細かい設定は置いておいて、計算式と計算結果は以下の図の通りでした。
これらの計算結果から、太陽光入射角は65.2度となりました。
即ち、太陽光角度が65.2度以上の場合は、その日差しが室内に入らないことになります。
この計算結果によれば、夏至の日差しは防ぐことができ、冬至や春分・秋分の日差しは室内に入れることができます。
え?夏至でも朝や夕方は太陽角度が低いから室内に日差しが入ってしまうだろうって?
確かに角度だけを見ればその通りです。
しかし、特に夏場の太陽は日の出・日の入りの位置が北側に寄っています。
従って、そのような場合は、南窓から室内に日差しが入らないと考えます。
そこらへんの計算を上に示したような方法で実施すると、条件の度に計算し直す必要があるため、3Dマイホームデザイナーを使用したシミュレーションによりチェックしてみました。
シミュレーション内容及び結果について、次の項目に記載致します!
(3) 3Dマイホームデザイナー12を使ったシミュレーション
シミュレーションをするためには家を作る必要があります。
そこで、以下のような家を作ってみました。
[外観]
[間取り]
(画像上、上側が北方向です)
・一条工務店を代表する片流れ屋根!勾配は3.5寸
・13帖の広々LD。テレビボードは9尺の最大型!
・最大の魅力は南面の12尺パノラマウィンドウ!
ハイ、手抜きです。シミュレーションに間取りは関係ないので、この程度で許してください。
この建物に対し、以下のポイントにて太陽光が入るか否かをシミュレーションしていきます。
[日当たり確認ポイント]
(黄色の点です)
[シミュレーション1 夏至]
まずは夏至のシミュレーションです。
日が上がってしばらく経った朝6時の状態です。
太陽光が北東側から射しており、南窓から日差しが入っていないことが分かります。
そして夏至の昼12時。太陽は真南にいますが、太陽角度が高いため、その日差しは庇に遮られ、室内に入ることができません。
更に時間が経過し、夏至の夕方18時。
ここまでくると太陽光は北西側から射しており、これまた日差しが室内に入っていないことが分かります。
このシミュレーションの通り、夏場、特に夏至では日差しが全く室内に入っていないことが分かります。
これにより、室内の温度が太陽光によって上がることがなく、より弱い冷房で十分に室内を快適に保つことができることになります。
[シミュレーション2 冬至]
続いて冬至のシミュレーションです。
日が上がってしばらくした朝9時の状態です。
ここらへんの時間から、室内に日差しが入っていることが分かります。
続いて冬至の昼12時。
太陽光角度が低いため、庇を抜けて太陽光が室内の奥深くまで入っていることが分かります。
更に時間が経過し、冬至の15時。
この時間あたりまで、室内に太陽光が入り続けています。
このシミュレーションの通り、冬場、特に冬至では、長い時間に渡り、室内の奥深くまで日差しがに入っていることが分かります。
これにより、室内の温度が太陽光により上がり、より弱い暖房で十分に室内を快適に保つことができることになります。
もしかしたら、昼間なんかは暖房が全く不要なリビングにすることができるかもしれませんね。
(4)まとめ
以上、庇の設計とシミュレーション結果について記載してみました。
この記事を簡単に纏めると以下の通りです。
・庇の最大の役割は日差しを防ぐこと。
・庇を適切に設計することで、夏場は日差しを防ぎ、冬場は日差しを室内に入れることができる。
・3Dマイホームデザイナーを使えばシミュレーションにより確認までできる。
数学が苦手な人には、特に(2)については理解しにくいかもしれません。
そんな時は、わたくしにゃじらまで(TwitterのDM等で)ご連絡ください。
自分の計算方法なので熟知しております。条件を教えて頂ければすぐに計算致します!
おそらくマイホームを建てる人の大半が、庇について気にしていないと思います。
何なら、外観上の問題から庇を取り付けない人も多いんじゃないかなと考えます。
でもちょっと待ってください!
その庇、ちゃんと設計すれば、もっと快適な家になるかもしれませんよ?
今度、庇を含めた日射制御のあれこれについてまとめてみたいと思います。
パッシブ設計(1-1) 窓のあれこれ
こんにちは!
今回の記事では、私ことにゃじらが、一条工務店での家づくりにおいて一番考えている「パッシブ設計」のうち、窓について、考えていること、調べたことを追加で纏めたいと思います。
今回の記事は以下のような構成です。
[注]
にゃじらの専門分野は建築関係でも、もちろんパッシブデザインでもありません。
素人が必至に勉強して、快適な家を実現するために検討した結果を記録するものであり、
専門の方からしたらとても幼稚な内容かもしれません。その点はご容赦願います。
(1) 窓ガラス種類 透明ガラスvsかすみガラス
みなさん、窓ガラスの種類には透明ガラスとかすみガラスがあることは当然ご存知だと思います。
(かすみガラスにはいくつか種類がありますが、この記事ではそこまで深掘りしません)
どうやって窓ガラスの種類を決めていますか?
にゃじらは以下の項目を比較しました。
・採光:かすみガラスの勝利
これはとても意外だったのですが、同じ大きさの窓を設置した場合、かすみガラスの方が明るいそうです。
かすみガラスだと、ガラス面で光が散乱して、より明るくなるとかなんとか。
かすみガラスを選ぶと暗くなるなぁ、とぼんやり思っていたにゃじらには驚愕の内容でした。
・熱遮蔽:かすみガラスの勝利?
明確に比較された結果を見たことはありませんが、かすみガラスの方が熱の入射が減ると考えています。
採光の項目でも記載した通り、かすみガラスではガラス面で光が散乱するため、床まで届くエネルギーが減るのではないかと思います。
ただ、そこまで大きな差はないと想定しています。
・開放感:透明ガラスの圧勝!
比較するまでもないですね。かすみガラスは視線が抜けないため、開放感は全くありません。
ただし、逆に考えると、かすみガラスなら室外から室内を見られることもありません。
透明ガラスだと、レースカーテンがないと丸見えですよね。
以上の比較結果を考慮して、にゃじらがお勧めするガラス種類の使い方は以下の通りです。
皆さんはどうやって使い分けましたか?
[かすみガラス]
・道路に面する窓、お隣さんの窓と正面の窓
⇒視線を遮るため。
・東西の窓
⇒日差しが直接室内に入らないようにするため。
・玄関の窓
⇒採光性を高めるため。
[透明ガラス]
・リビング/和室の庭に面する窓
⇒開放感!!
(2) 窓サッシ種類 引き違い窓vs滑り出し窓vsFIX窓
前回の記事にも記載しましたが、窓サッシには引き違い窓、滑り出し窓、FIX窓の3種類あります。それぞれの特徴は以下の通りです。
・引き違い窓
サッシを左右に移動させることで、開けることができる窓。
大型の窓まで作ることができる反面、断熱性に劣る。
・滑り出し窓
サッシを室外に押し出すことにより、開けることができる窓。
構造上、大型の窓とすることは難しいが、断熱性に優れる。
・FIX窓
開けることができない窓。開けることができる窓と比較し、サッシが細いため、同じ窓の大きさでも開口部が大きく取れる。
当然、断熱性にも優れる。
にゃじらはこれらの情報を調べたとき、滑り出し窓とFIX窓の断熱性が同等であることにびっくりしました。普通だとFIX窓の断熱性の方が優れてそうですよね。
これらの特徴を基に、にゃじらは以下のように使い分けました。
みなさんはどのようにして使い分けましたか?
[滑り出し窓]
・より大きい開口部が求められるリビングや和室の窓
・自然風取り込みで開ける窓のうち、北窓や南窓
⇒メインの窓
[滑り出し窓]
・自然風取り込みで開ける窓のうち、西窓や東窓
・勝手口(窓ではありませんが、断熱性等の性能は滑り出し窓と同等)
⇒サブの窓
[FIX窓]
・掃き出しや自然風取り込みが重要でなく、採光能力が求められる、トイレの縦長窓やシューズクロークの窓
⇒少しでも大きな開口部したい窓
(3) 窓の位置 ローサイドライト vs ハイサイドライト (vs トップライト)
ローサイドライト、ハイサイドライト、そしてトップライト。
これらの単語を聞いたことがありますか?
ローサイドライトとはいわゆる地窓。
床近くに配置された横長の窓です。
ハイサイドライトはその反対。
天井付近の高い位置に設置された横長の窓です。
どちらもプライバシーを確保しながら、室内を明るく照らすことができます。
特徴としては、
・ローサイドライト:床付近をぼんやりと照らすことで、柔らかな採光となり、落ち着いた雰囲気をとることができる。
・ハイサイドライト:高い位置から明かりをとることで、部屋の奥まで明るくすることができる。
といったものがあります。
どちらの窓もですが、建売とかマンションとかではなかなか採用しにくく、注文住宅ならではの窓であること、そしてオシャレ!であると考えています。
折角のマイホーム、どちらも1つずつくらいは採用したいですよね。
にゃじらは
・ローサイドライト:和室
・ハイサイドライト:書斎
に採用する予定です。
また、項目トップには記載したトップライト(天窓)ですが、ハイサイドライトより更に採光が取れるのですが、以下のようなデメリットがあるため、個人的には採用しない方が良いと思います。
・日差しがダイレクトに入り、夏に暑い。
・遮音性が低いため、雨音が響く。
・何より、雨漏りのリスクが上がる!
(星空とかを眺められるからオシャレなんですけどね…一条工務店ではそもそも採用できませんが…)
以上、窓のあれこれを纏めてみました。
折角のマイホーム。普通の窓も勿論良いですが、幾つか拘った窓も設置したいですね!
みなさんも窓の拘りポイントがあったら是非とも教えてください。