一条工務店×パッシブ設計

2020年一条工務店と契約!一条工務店では弱いと言われているパッシブ設計を四苦八苦しながら実現するまでを記録していきます。

ハウスメーカー選び 一条工務店vs三井ホーム ガチ比較 (3)三井ホームの特徴

 

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こんにちは!

 

今回の記事では、私ことにゃじらが、ハウスメーカー選びにおいて、どのようなポイントを評価して、三井ホームをどう評価したのかを書いていきたいと思います。

(にゃじらは、ハウスメーカ選びにおいて、一条工務店vs三井ホームをガチ比較しています)

 

まず、以下の記事にハウスメーカの評価ポイントを記載してありますので、一度確認してみてください。

 

今回の記事は以下のような構成です。

 

 

(1) 三井ホームの特徴

みなさん、三井ホームにはどんなイメージを持ってますか?

 

 

[長所]

・耐震性に優れた工法

三井ホームの工法は、一条工務店と同じく2×6工法をベースとしており、耐震性に優れています。

また、三井ホームにも実物実験も実施しており、ピカイチの耐震性です。

 

・高気密高断熱

三井ホームも工法が2×6工法のため、気密性と断熱性に優れています。

もちろん、一条工務店には敵いませんが、一条工務店>スウェーデンハウス>三井ホームと、三番目に位置していると思います。

ただし、窓サッシが標準だとアルミ樹脂複合サッシなので、ここはオプション採用必須になります。

 

・圧倒的な設計自由度

一条工務店との最大の違い。

間取りは1cm単位で変更可能。

住宅設備はあらゆる物から選択可能。

屋根材外壁材も思うがまま。

と、注文住宅の楽しさがギュッと詰まっています。

これは意外と知られていない長所かと思います。

 

・美しいデザイン

三井ホームといえば、非常に美しい塗り壁の外観。そして、内装については専属のインテリアコーディネーターが責任を持って提案。

洋風デザインの住宅については、内装外装共に文句なしで最も美しいデザインだと思います。

 

 

[短所]

・日本一の建築コスト

三井ホームの坪単価は、ハウスメーカの中では日本一と言われています。それくらい高いのに加えて、平屋になるとコストアップ幅が大きく、15%以上高くなると言われました。

 

ランニングコストについては疑問

屋根についてはコロニアル。

外壁については塗り壁。

セントラル式全館空調。

と、ランニングコストが高くなる要素が多々あります。

営業さんからは、ランニングコストはそれほどかかりませんと説明を受けましたが、疑問が残ります。

 

 

(2) 評価のポイント

以上の特徴を基に、前々回の記事でまとめたポイント毎の評価を書いていきたいと思います。

 

・耐震性:◎

三井ホームでも耐震性に優れた工法の上、実物実験まで実施しています。

何と、振動7に60回も耐えた結果も出ているようあり、耐震性についてはトップクラスの性能を有していると判断しました。

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・気密/断熱:○

一条工務店程ではないものの、優れた高気密高断熱。

むしろ、一条工務店までの超気密超断熱は過度な性能という意見もあり、丁度良い塩梅の性能でもあると言えます。

また、屋根断熱であるため、ロフトや勾配天井を格安で採用できるというメリットもあります。

 

・全館空調:◎(パフォーマンス重視)

三井ホームの全館空調は、日本のハウスメーカーでは最高峰と思います。

床置きと天井置きの2種類から選ぶことができ、どちらも顕熱式と全熱式を選択できます。

また、冷房暖房以外に、加湿と除湿機能もあり、非の打ち所がありません。

また、最近はスマートブリーズワンという壁掛けエアコンを使ったコスパに優れるモデルもあり、全館空調が気になっている人は要チェックです!

(平屋は採用できませんでしたが・・・)

 

・価格(イニシャルコスト):×

さすがは日本一の坪単価を誇るハウスメーカ。

一条工務店と同じく延べ床面積、同じオプションとした場合、実に500万円以上高くなるとの結果も出ました。

やはり、基礎構造や屋根材、天井断熱という点もあり、平屋になったときのコストアップは15%以上になってしまうとのことです。

ただし、値引きの幅も大きいようなので、交渉次第では費用面の差が小さくなると思います。施主の交渉力次第ですが・・・

 

・価格(ランニングコスト):△?

前記した通り、屋根材や壁材は、一般的に言ってメンテナンスコストが高いものを使用しています。(メンテナンスは少ないと説明を受けましたが疑問)

併せてセントラル式全館空調等のメンテナンス性があまり考えられておらず、故障した際には即座に交換する必要があります。

(この点は一条工務店と同じ)

これらの点を考慮すると、ランニングコストは良いとは言えないので、△?と評価致しました。

 

・設計の自由度:◎

前記の通り、1cm単位で自由に変更できる間取りに加え、三井ホームでは屋根断熱を採用していることから、ロフトや勾配天井を非常に安価に作ることができます。

これぞ注文住宅の醍醐味!をしっかり楽しむことができるハウスメーカーであり、一条工務店と正反対なところなのかなと思います。

 

・デザイン:◎

三井ホーム最大の魅力です。

つなぎ目のない美しい塗り壁。

オシャレな洋風のデザイン。

デザインのために三井ホームを選ぶ人も多いのではないでしょうか。

 

・その他

三井ホームでは、契約前の打ち合わせから設計士が同席してくれ、プランニングを実施してくれます。この点も一条工務店の対極にあると思います。

設計士さんとの相性はとても重要なので、契約前から調整できるのは嬉しいポイントです。

 

また、標準で天井高が2600mmあります。このため、部屋が多少狭くても、開放感を感じることができます。三井ホームの隠れたメリットではないかと思います。

 

(3) まとめ

以上、にゃじらなりに三井ホームを纏めてみました。

三井ホーム一条工務店とは異なり、インターネットになかなか情報がありません。

三井ホームを検討されている方々に、少しでも力になれればと思います。

 

簡単に今回の記事をまとめると

 

[三井ホームの長所]

・耐震性の良さ

・パフォーマンスに優れた全館空調

・設計の自由度

・デザイン

 

[三井ホームの短所]

・イニシャルコスト

ランニングコスト

 

[三井ホームの普通なポイント]

・気密/断熱性能

 

となりました。

 

次回の記事では、一条工務店三井ホームについて、ガチ比較結果をまとめていきたいと思います!