一条工務店×パッシブ設計

2020年一条工務店と契約!一条工務店では弱いと言われているパッシブ設計を四苦八苦しながら実現するまでを記録していきます。

パッシブ設計って何だろう?

こんにちは!

 

今回の記事では、私ことにゃじらが、一条工務店での家づくりにおいて

一番考えている「パッシブ設計」について書いていきたいと思います。

 

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にゃじらの専門分野は建築関係でも、もちろんパッシブデザインでもありません。

素人が必至に勉強して、快適な家を実現するために検討した結果を記録するものであり、

専門の方からしたらとても幼稚な内容かもしれません。その点はご容赦願います。

 

 

さて、パッシブ設計(正確にはパッシブデザイン)とは何ぞや、かというと、にゃじらは

 

「自然のエネルギーを使用して、エネルギーを極力使わない快適な家」

 

を実現するための設計と理解しております。

 

 

最近の住宅、特に一条工務店では、

 ・総二階建て

 ・庇のない屋根

の家が流行っています。

 

見た目は凄いカッコいいんですよね。庇のない総二階建て。

でも、そんな設計をしてしまうと、例えば5月くらいに

 

 「外よりも家の中が暑すぎる!」

 

といったことが起きてしまいます。

にゃじらはこれを「オーバーヒート」と認識してしまいます。

 

最近の住宅、特に一条工務店は、超高気密・超高断熱。

もはや魔法瓶に近い状況です。

 

そんな状態で、窓からさんさんと降り注ぐ日差しをたっぷり浴びてしまうと…室温がグングン上昇します。

普通の家なら、そんなに気密・断熱が良くないですからね。室温が上昇しても、外気の影響ですぐ元通り。

でも一条工務店の家だと、 超高気密・超高断熱なので、室温が全然下がらない!

その結果…

 

 ・第一種換気(ロスガート90)により綺麗な空気を室内に入れているのに窓を開けて汚い空気を室内に入れる。

  (折角の綺麗な空気が…)

 ・5月にも関わらずエアコン(冷房)を使い始める。

  (5t月なのにもうエアコン使うの!?)

なんてことが起きてしまいます。

 

反対に、夏場にこのようなことにならないように、南側の窓を小さくすると、特に冬場は暗くて寒いリビングに。

結果、暖房(一条工務店なら床暖房)の設定温度を高めにしたり、と。

 

どちらのケースでも、せっかく光熱費の安い一条工務店なのに、光熱費が高くなってしまったりと、残念な状況ですよね。

(ただし、一条工務店は他の大手ハウスメーカーと比較して、圧倒的に高気密・高断熱なので、それでも安いのですが)

 

そんな問題を解決することができる方法が

 

 「パッシブ設計」

 

と、にゃじらは考えています。

 

パッシブ設計を実現するための要素はたくさんありますが、にゃじらがそのために重要だと考えている要素は

 

(1) 高気密・高断熱であること。

(2) 日射制御ができていること。

(3) 風を利用できること。  

 

この3要素だと思います。

 

勿論、一条工務店で建てられた家は、(1) 高気密・高断熱であること を当然のように満足しています。

ですが、他2要素を上手く実現していないため、一条工務店ほど高気密・高断熱ではないけど、(2)(3)を上手く実現しているスーパー工務店より光熱費が高い。なんてことが起きています。

 

言い換えれば、施主の勉強と工夫で、(2)(3)を上手に実現した家を一条工務店で建てることができたら、それは最高に快適な家だと思いませんか?

 

にゃじらはそれを目指して、日々勉強し、設計士相手にプレゼンを繰り返しています笑

 

次の記事では、にゃじらが(2)(3)を実現するにあたって、何を検討して、どのような仕様にしようとしているのかを記録していきたいと思います。